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2021.04.08 暮らし

ランドリールームとは?便利?なぜ、ランドリールームをつくるのか

ランドリールームとは?便利?なぜ、ランドリールームをつくるのか

本稿では、洗濯関連の家事をラクにする「ランドリールーム」の特徴や使い勝手をご紹介します。これから新築住宅の間取りを検討される方は、ぜひ最後までご覧ください。 共働き世帯や子育て世帯は、毎日へとへとになるほど忙しいですよね。家事の効率アップが期待できることなら、なんでも関心を持たれているのではないでしょうか。 ランドリールームを採用するときは、長所だけでなく短所も理解しておくべきです。本稿でランドリールームの知識を深めていただき、理想の間取りづくりにお役立てください。

目次

ランドリールーム(洗濯室)とは?

まずは、ランドリールームの概要からご説明します。よく似たものに「サンルーム」がありますが、両者の違いもご紹介します。

ランドリールームの概要

ランドリールームは、洗濯に関する家事をするための部屋です。その魅力は「洗う、干す、取り込む、アイロンがけ、たたむ」がすべて一室でおこなえること。洗濯家事の効率がアップします。

ランドリールームがない一戸建ての家では、往々にして1階と2階の往復移動が発生して大変です。これを解消するために、ランドリールームには必要に応じて以下のものを設置します。

・洗濯機
・乾燥機
・アイロン台
・物干し竿(室内物干しユニット)
・SKシンク(スロップシンク)
・洗濯用品の収納棚

後述しますが、間取りのどこにランドリールームを配置するか考える際は、家事の動線を考慮することが欠かせません。動線の設計を間違えると、効率がダウンすることもあり得ます。

洗濯物をたたみながらテレビを見る方は、配線も忘れないようご注意ください。

サンルームとの違い

ランドリールームとよく似たものに「サンルーム」があります。両者はなにが違うのでしょうか。

サンルームは、屋根や壁をガラス張りにするなどして日光が多く入るようにつくった部屋です。洗濯物を干すだけでなく、採光やくつろぎのためにも利用されます。

一方、ランドリールームは洗濯に関する家事の専用スペースです。ただし、洗面脱衣室等とランドリールームを一室で兼用するケースもあります。

なぜ、ランドリールームをつくるのか

忙しい現代人の間で、どうしてランドリールームが注目されているのでしょうか?

その最たる理由は、現代では主流となっている共働き世帯の家事を効率化できるからです。共働き世帯の方は思い出していただきたいのですが、以下の悩みを抱えていないでしょうか。

・暗くなる前に帰宅するのが難しい
・家事の時間がじゅうぶん取れない

上述の悩みを抱えているご世帯では、日中に洗濯物を取り込んだり、にわか雨に対応したりできません。ですから、室内干しが多くなりがちで、ランドリールームがあると重宝するのです。

ランドリールームは、家事の時短にも有効です。家事動線が短縮されるうえ、おかたづけの手間が減ります。忙しいときは、洗濯用品や乾いた洗濯物をかたづけずに放置できるのも魅力です。


ランドリールームのメリットとデメリット

つづいて、ランドリールームの長所と短所をご紹介します。間取りを検討するときは、両面を把握したうえでご採用されると、あとで後悔せずに済みます。

ランドリールームのメリット

まずは、ランドリールームの長所をご紹介します。代表的な長所を3つあげてみましょう。

・洗濯関連の家事がラクになる
・天気の悪い日でも干せる
・外気から受ける汚染を減らせる

先述のとおり、ランドリールームがあると洗濯関連の家事が効率的にできてラクになります。無駄な移動をなくしたり、おかたづけの手間を減らしたりできます。

雨や雪、強風の日でも洗濯ができるのも魅力のひとつでしょう。寒い真冬でも、こごえずに干せます。さらに、ランドリールームがあれば、リビング等の生活スペースに部屋干しせずに済みます。

花粉黄砂PM2.5が気になる方の中には、通年で部屋干ししたい人もいるでしょう。そんな方にとっても、ランドリールームが強い味方になってくれます。

ランドリールームのデメリット

つづいて、ランドリールームをつくるときに気をつけていただきたいポイントを3つご紹介します。以下については納得いくまで検討したうえで、間取りづくりをすすめてください。

・建築コストがアップする
・独立した部屋にこもって家事作業をすることになる
・使いにくいと、使わなくなる

ランドリールームをつくると床面積や内装工事、電気配線が増え建築コストがアップします。ですから限られた予算や床面積を、ランドリールームに割いてよいのか検討する必要があります。

ランドリールームが独立した部屋であることも、考慮すべきでしょう。LDKで家族の気配を感じながら家事をしたい方には、ランドリールームはむかないかもしれません。

「洗濯機~物干し場~たたむ場所」の洗濯動線だけでなく、他の家事や生活動線との調和も無視できません。使いにくいランドリールームは、いずれ使われなくなります。


使いやすいランドリールームの間取り・広さの目安

使いやすいランドリールームをつくるには、何に注意すればいいのでしょうか。

ここからは、ランドリールームの(間取り上の)配置や適した広さについて解説します。

間取り上の配置と方角

先述のとおり、ランドリールームは洗濯以外の家事や生活の動線と調和するように配置してこそ活きてきます。ですから、LDKやお風呂、外部の洗濯物干し場が何階にあるか考慮して間取りを考えます。

以下に3つほど配置の例をご紹介しましょう。

・キッチンの横
・洗濯物干し場の横
・脱衣室と兼用

料理の隙間時間に洗濯家事をされる方には、キッチンの横がおすすめです。とくに、LDKが2階でお風呂が1階にある場合は、脱いだ衣類を持って上がればあとは2階で作業が完結できます。

物干し場(ベランダやバルコニーなど)の横も便利です。洗濯物を外に干したり取り入れたりするのが、ラクになります。物干し場に出る際、家族の私室を通る必要がなくなるのも便利です。

脱衣室と兼用するケースも、よくあります。風呂の残り湯を洗濯に使うご家庭や、脱いだ服を洗濯機に直接放り込みたい方にとっては、一番良い間取りでしょう。

なお、ランドリールームの方角は、リビングやダイニングなどを優先して決めるとよいでしょう。滞在時間が長い居室ほど、最適な場所に置くのが鉄則です。

ランドリールームに適した広さ

一般的な注文住宅では、1坪(2帖分)増やすと50~70万円くらい建築コストが増えます。ですから、ランドリールームは必要最小限で、効率よく作業できる広さを確保したいところです。

家族4人分の洗濯物を干そうと思うと、3帖ぐらいの広さが欲しいところです。2帖だとやや狭く、4帖だと広く使えます。

3帖の部屋の内寸は「約1.7m×約2.6m」程度です。この広さなら2mの物干し竿と、タオルやズボンを乾かすドライングラックが置けます。

独立した部屋で3帖以上確保するのが難しい場合は、先述のとおり脱衣室と兼用にするのがよいでしょう。お風呂に浴室乾燥機を設置すれば、さらに物干し効率がアップします。


ランドリールームを快適に使うためのポイント

最後に、ランドリールームを快適に使うためのポイントを2つご紹介します。両方とも、ランドリールームでよくあるお悩みに直結する事項です。しっかりと計画されることをおすすめします。

収納

ランドリールームに限らず、間取りに収納が足りなくて困っている方がたくさんおられます。必ずランドリールームにしまいたいものをリストアップして、使いやすい容量の収納を設けましょう。

たとえば、ランドリールームには、こんなものをしまうスペースが必要ではないでしょうか。

・ハンガー
・ピンチハンガー
・折りたたみ式ドライラック
・洗濯ばさみ
・洗剤や柔軟剤
・洗濯ネット
・アイロン
・折りたたみ式アイロン台

収納で気をつけたいのは、容量です。しまいたいものがすべてしまえる高さと幅、そして使いやすい奥行きにしましょう。さらに、棚の高さが自由に変えられると便利です。

湿気対策

室内干しでよくあるのが「乾燥しにくい」や「部屋がジメジメする」といった悩みです。生乾きになり、ニオイが気になる方も少なくないでしょう。

これを改善するには、湿気対策が必要です。たとえば、以下の方法で湿度を下げられます。

・換気する
・送風する
・室温を上げる
・除湿機やエアコンの除湿機能を使う
・床や壁を調湿効果がある素材で仕上げる

まず実施していただきたいのが、換気と送風です。窓の設置や計画的な換気(24時間換気)はもちろん、局所換気設備を設けたりサーキュレーターで送風したりするのもひとつの方法です。

室温を上げると、相対湿度を下げられます。ランドリールームにも暖房設備があるとよいでしょう。除湿機やエアコンの除湿機能も、乾燥させるのに効果的です。

床や壁の仕上げ材の中には、調湿効果を持つものがあります。LIXILのエコカラットが有名で、このような素材を使うとある程度は湿度をコントロールできるようになります。

なお、ランドリールームの扉は引き戸がおすすめです。開けっぱなしや半開きにできるので、通風させやすくなります。ランドリーバスケットを持って出入りするのもラクです。


【まとめ】ランドリールームとは?

ランドリールームは、洗濯に関する家事をするための部屋です。設けることで家事の効率化や動線の短縮が期待できるので、忙しい共働き世帯や子育て世帯に注目されています。

ランドリールームを活用すると、室内干しがやりやすくなります。天候が悪い日や花粉が多い日に、大活躍してくれるでしょう。ただし、床面積と建築コストが増えやすい点は注意が必要です。

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